時の流れの羅針盤 日本時事評論
「日本時事評論」編集便り No.508      2026/10/02 
 福岡県でまた飲酒運転による死亡事故が発生しました。毎年のように飲酒運転による悲惨な死亡事故が起きて報道されていますが、飲酒運転は故意犯であり、いくら周囲が「飲んだら乗るな」と止めても、事故をしなければよい、見つからなければよいと自分勝手な行動をとる人は後を絶ちません。飲酒運転による悲惨な事故の撲滅を目指す手立てとして、飲酒運転違反者に基準値を超えればエンジンが始動できないアルコール・インターロックの義務付けが必要だと思われます。それでは紙面案内です(田村)

1面 天録時評「沖縄県知事選後に取り組むべきこと
         12年ぶりの県政転換を新しい沖縄の出発点に」

  9月13日の沖縄県知事選挙で、保守系新人の古謝玄太氏が圧倒的票差で初当選を果たし、沖縄では12年ぶりに保守系政権が誕生しました。県民が県政に強く求めたのは、物価高や所得、雇用、子育て、教育など、日々の暮らしに直結する課題への対応です。今回の県政転換を単なる知事交代に終わらせてはなりません。基地を巡るイデオロギー対決による停滞から脱し、経済、暮らし、安全保障を総合的に考える県政へと転換できるか、その成果が問われます。

2面 天録時評「警察官の装備にテーザー銃導入を
        精神的負担の軽減と安全な被疑者確保のため

  警察官は拳銃の使用に際して厳密な規定があり、身の危険がある場合でも安易に使用することはできず、違法性を問われる場合もあり精神的な負担を強いられています。一方、アメリカをはじめ多くの国では、被疑者を死亡させることなく電気ショックで制圧できるテーザーガンの導入が進んでいます。わが国も警察官の負担を軽減し、安全に被疑者確保ができるよう、テーザーガンの早期導入が必要です。

4・5面 インタビュー「『国際派日本人とは、
               本当の日本人のこと』
        天皇の大御心と先人の志に学ぶ必要性」
        国際派日本人養成講座編集長 伊勢雅臣氏

  「国際人」という言葉が定着していますが、果たして私たちは自らの足元にある「日本の姿」をどれほど理解しているのでしょうか。平成9年の創刊以来、29年にわたりメルマガ「国際派日本人養成講座」を通じて日本の歴史や文化の深層を発信し続けてきた伊勢雅臣氏に、海外生活や先人たちの歩みから見出された「本当の日本人」のあり方、そして皇室と国民の繋がりに宿る日本独特の価値観について聞きました。

6面 天録時評「有給休暇の取得率向上へ取り組め
               多すぎる祝日
        ハッピーマンデー制度の廃止を」

  わが国は、週休2日制の導入や祝日法改正によるハッピーマンデー制度などで、先進国の中では最も祝日が多い国です。背景には、貿易黒字で儲ける日本に対し、米国などから「日本人は働きすぎ」と批判されたことにあります。今や、わが国の労働時間は米国を下回っています。祝日の削減やハッピーマンデー制度を廃止して、政府は有給休暇の取得向上に取り組むべきです。

2面 巷  露「『悪役』山形有朋の再評価」
3面 天録時評「本土と沖縄の歴史から考える
        対立を超えて未来を共に拓くために」
7面 天録時評「超党派訪中団
        中国政府外交部との折衝こそ本筋
        中央対外連絡部は親中派工作が任務」
     /役立つ最新用語 106
        「地域ぐるみで水害を防ぐ『流域治水』」
8面 日本の肖像 161 岸信介(中)
        「国が経済を動かす仕組みを学び、
         安定した社会の実現を追求する」
         歴史家 鈴木旭

〈日本時事評論 第2097号PDFは10月09日に更新します。〉
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